Sony/MinoltaアルファマウントにContax Carl Zeissレンズを装着するのは、NEXより手間がかかります。理由はフランジバックの違いで、
NEX – 18mm
Alpha – 44.5mm
Contax Yashica – 45.5mm
NEXは圧倒的なフランジバックの短さ故、長さ27.5mmのC/Y-NEXアダプタを装着すれば事足りますが、アルファの場合は差分1mmなので、同じ方法は使えません:補正レンズをつければ可能ですが、画質が落ちてしまいます。
店主が見つけたのは、leitax.comのContax用アルファマウント。Replacement Bayonet とleitaxでは呼んでいます。長大な鏡筒故NEXとの組み合わせが苦しいVario-Sonnar 4/80-200 MMに、leitaxのReplacement Bayonetを実際に取り付けてみました。
注意:BayonetはMMレンズ向けに設計されていて、AEレンズには対応しません。また、全てのMMレンズに対応できている訳でもありません。レンズ対応リストはこちらをご確認下さい。
取り付け手順は、このリンク先の通りです。
写真にある、湾曲した絞りレバーが干渉するので、手順に従って外します。
Bayonetの内側は奇麗に艶消し塗装されていて、高品質です。注意:このレンズとの組み合わせでは、マウントねじをきつく締めると絞りレバーが動かなくなりました。ネジ緩み止め剤を塗布した上で、絞りレバーの動作を阻害しない程度にネジを緩めなければなりません。
テスト撮影結果です。
SLT-A37 + Contax Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 4/80-200
MFアシスト、ピーキングレベルとも問題なく動作します。