Sony α700はα初期の名機ですが、ライブビュー拡大やフォーカスエイド等、MFレンズのピント合わせを楽に行える手段がありません。個人的には、昔の一眼レフにあったマイクロプリズム/180°スプリットスクリーンが好きなので、この機会に自分でフォーカシングスクリーンを入れ替えました。埃の侵入にさえ気をつければ比較的簡単な作業なので、興味ある方は是非お試し下さいませ。
フォーカシングスクリーンは、eBayで20ドル程度で入手しました。”sony 700 focusing screen”で検索すると、たくさん出てきます。注文して約2週間で到着。
下から内部を見上げたところ。フォーカシングスクリーンは、金属バネ一枚でとめられています。
交換したいスクリーンの他にも、フォーカスマーカーなどが重なってます。一番手前のスクリーンだけ交換したいので、逆さまにして作業を進めます。
金属バネと標準のフォーカシングスクリーンを外したところ。スクリーンに傷がつかないよう、プラスティックのピンセットを使います。こちらはフォーカシングスクリーンキットについてきました。良心的。
スプリットスクリーンを、表裏に注意しつつ元のスクリーンの位置にはめ込みます。店主が購入したスクリーンには、位置合わせの突起がついていませんでした(残念!)ので、位置合わせを慎重に行います。
あとは金属バネを、指紋や埃や傷をつけないよう、もとの位置にはめ込めばOK。
スプリットスクリーン特有の◎模様がスクリーンに見えますね。MFレンズのフォーカスはこれで劇的にシャープになりました。簡単安価で効果絶大、オススメの改造です。